文章の手習い

中学生の時に、初めてホームページなるものを作った気がする。
来客のロールカウンターがあったり、やたらと文字が右や左に行ったり来たりするギミックとともに。
何を書いていたかはもう忘れてしまった。いったい自分は何を発信していたのだろう。
でもあの頃はまだ、ホームページって、同級生ではほとんど作っている人がいなかったから、
というかパソコンを持っている人が今みたいに多くなかったはずだから、
作っている者同士、技術を見せ合うみたいな側面があったかもしれない。

長続きしない自分は、それを放置したまま高校生となり、mixiを始めた。
もうログインの仕方も忘れてしまったが、退会していない限りまだ残っているのかな。
足あと機能とか、あったよね。淡い気持ちになったりもしたね。
そんなこんなで社会人となり、それぐらいのタイミングでFacebookが始まった気がする。
しばらくして気持ちが急速にしぼんでアプリを消してしまったので、こちらももうログインできないだろう。

ホームページ、mixi、Facebookときて、いまここに至る。
どれも発信するためにやっているのだろうけれど、今まではもうちょっとだけ、
届けようというか、見てもらいたいみたいな気持ちがあったような気がする。
今はここの存在を誰にも知らせてないし、この先誰にも知られなくてもそれはそれでいい、と思う。
まさにログだ。自分のための、単なる記録。
いやもちろん、今後なにか買ったものとか食べたものとか紹介すると思いますが、
でもそれも誰かに向けたものではなく、あくまで記録で、
たまたま辿り着いたなにものかに向けてのものになるんだろうな。自分も含めて。

しばらく文章を書くという行為自体していなかった。
特に何を届けようという気もないが、飽きるまでは続けてみようと思います。
リハビリがてら、文章を綴りつつ。

冒頭の写真は、井の頭自然文化園のリスさん。

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